あら瓦版 (大月たけひろ)

国民民主党 荒川区議会の活動について

【日本経済】国民民主党総支部長の大くま利昭さんとのシンポジウムについて②(荒川区議参加)

お元気ですか?荒川区議の大月です。 3ゼロ政治(政治献金ゼロ、政治資金パーティゼロ、利権ゼロ)を標榜する​国民民主党の大くま利昭さんの日本経済シンポジウムについての第二弾です。

国民民主党 熱弁の大くまさん

どうすれば円安を止めることができるのでしょうか?

二つの方法を提案しています。

一つは、金融緩和の転換により金利を上げること。もう一つは、貿易収支を黒字にすることです。しかし、前者は住宅ローンを変動金利(シェア約80%)で借りている人にとって大きな損害となるので、なかなか厳しいと思われます。貿易収支黒字化は、国内の資本投下(投資)を大幅に継続して増やすことで、製品やサービスを海外に付加価値に見合った価格で売ることです。つまり、投資を増やすことで、給料も上がり、物価も下がるという一石二鳥の効果ということです。

大くまさんのマクロ経済的な分析には、金融業界や外資系の考え方が入っているので、現状の日本経済の停滞への説明は的確だと思います。

しかし、ミクロ経済的な視点からも、日本経済に影響を与えている要因も考えてみたいと思います。それは、日本企業の組織体質やその体質によるイノベーションの欠如だと思います。

日本企業は高度成長時代の組織体質を引っ張ってしまったと考えます。つまり、日本の組織は、長を立て、一丸となって目標(アメリカ)に向かっていく組織体質でした。しかし、現在はITのような技術がどんどん開発され、経済状況が変化していきます。昨日は正解だったものが、明日には間違えとなることもあります。となると、企業としてもトレンドを自ら考え、いろいろな施策にトライして、ダメなら素早く修正する必要があります。。特に大企業では、日本の組織は上司に意見をして、議論はしずらい状況です。そのため、イノベーションが起こせず、売上や利益を伸ばせなかったのだと思います。

日本のスタートアップ企業に注目しています。彼らは、新しい技術やビジネスモデルを生み出し、世界に挑戦しています。例えば、中国に対抗して自動運転のドローンを開発している会社もあります。彼らは、日本経済の再生に必要なイノベーションを起こす可能性があると思います。私は、彼らに期待したいのですが、規制などで足を引っ張らないことを祈りたいと思います。