あら瓦版 (大月たけひろ)

国民民主党 荒川区議会の活動について

【日経】古き良き昭和99年、呪縛から解き放し日本そして荒川区の経済を若返らせよう③

みなさん、おげんきですか?荒川区議の大月です。ジャパン・アズ・ナンバーワンを書いた方の息子さんである、カリフォルニア大バークレー校のスティーブン・ボーゲル教授が日本についてコメントしています。

日本の富士山(写真AC)

 ボーゲル教授は、日本が2024年に経済の停滞から抜け出すためには、規制緩和ではなく、市場をよりよく機能させるためのルール作り、すなわち「市場デザイン」に注力すべきだと主張しています。私は、日本企業が高度成長時代に、成長できたのは、アメリカという答え・正解があったからだと考えているからです。日本企業は、商品そのものを開発するのではなく、余計なことは考えずに、アメリカの商品を真似して、もっとコスパの高い商品を作ればよかったのです。  高度成長時代の日本企業は、一丸となる組織が必要だったのです。よって、答えがわかっている上司に素直に従う社員を育成すると成長できたからです。 ところが、現在は、昨日の答えが、明日には不正解になります。自ら答えを探さないといけない状況になったときに、日本企業はどうすればいいのでしょうか。実は、上司が正解組織からは脱却できていません。日本企業は、本当の成果主義にはなっていないからです。大企業の人事評価は、建前、成果主義となっているが、本当の成果を見ずに、自分のお気に入りを、自分で都合のよいように高い評価するのです。 現在の企業幹部らには、アメリカを真似して、上司正解組織で、出世したわけですから、その成功体験が忘れられず、新しい挑戦や変化対応することに臆病になってしまうのです。