あら瓦版 (大月たけひろ)

国民民主党 荒川区議会の活動について

【荒川区議会:少子化対策①】オランウータンの子育てを反面教師に!?

お元気ですか?荒川区議の大月です。

今日は、私たちの社会に根付いた子育ての在り方について、少し考えてみたいと思います。NPO法人日本オランウータン・リサーチ理事の久世さんによると、オランウータンの社会では、母親が一人で子どもを育てる「ワンオペ育児」が自然の摂理だそうです。

オランウータン unsplashより

しかし、人間社会は違いました。私たちは、古くから「群れ」での協力によって子育てを行い、コミュニケーション能力を高め、文化や社会を発展させてきました。

ところが現代日本では、この「群れ」での子育てが見失われつつあります。未だに、女性「家庭を守り、子どもを育てる」役割を一人で担わせる風潮が残っています。特に、男性が外で働き、女性が家庭を守るという価値観が一部の日本人にはあると感じます。

しかし、今や時代は変わりました。経済的にも、社会的にも、女性が活躍する場は格段に広がり、多くの家庭では女性が高収入を得ることも珍しくありません。

私たちは、この変化に目を向け、子育てにおける価値観をアップデートする必要があります。子育ては、母親だけの責任ではありません。父親、そして社会全体で支えるべきです。それによって、子どもたちも、より豊かな愛情の中で成長できるでしょう。

私たちの目指すべきは、持続可能な社会です。そのためには、家庭内の役割分担を見直し、男女共に子育てに参加することが重要です。これは、単に家庭の問題ではなく、社会全体の課題です。企業や地域社会が、子育て支援の体制を整えることも求められます。

最後に、私たちが目指すべきは、子どもたちが健やかに育つ環境を整えることです。それには、私たち一人一人が、子育てに対する意識を変え、行動を起こすことが必要です。

そこで、次回はその取り組みについてご紹介したいと思います。