あら瓦版 (大月たけひろ)

国民民主党 荒川区議会の活動について

【国民民主党】代表選、実力者の対決に注目

国民民主党の代表選が8月21日に告示されました。玉木雄一郎代表と前原誠司代表代行が立候補し、9月2日の臨時党大会で新代表を選びます。この代表選は、党勢拡大の方法を巡って、政策本位に基づく与野党の協力を主張する玉木氏と、野党結集による政権交代を目指す前原氏という実力者同士の対決となります。

街宣‗有楽町

私はこの代表選について、実力者が争うことは非常によいことだと思います。なぜなら、代表戦も行わず、20年近く同じ人が党首を務めるようなことは、考え方や人事が偏ってしまうからです。同じ党ですから、根本的な政策は大きくは変わりませんが、自民党と組むか組まないかは大きな違いです。

街宣‗有楽町

玉木氏は自民党と手を組む可能性を否定していません。政策実現のために自民党と協力することで、国民民主党を政権の一翼を担える勢力に育てたいと考えています。玉木氏の自民党と組んで独自の政策を国政に生かしたいという気持ちもわかりますが、自民党と組むと、いつの間にか飲み込まれることもありうるのではないでしょうか。自民党と組む際には一定の規定を自民側と同意することが必要だと思います。

街宣‗玉木

前原氏は「非自民・非共産」の野党結集による政権交代を目標としています。政策本位で他の野党と協力し、衆院選では候補者の一本化をすべきだと唱えています。前原氏の野党連携は戦略としてはありだと思いますが、各党の党利党略があり、候補者がぶつかるケースに原理原則、つまり戦術が必要です。それを定義したうえで野党連携をする必要があると思います。

街宣‗前原

私はこの代表選には迷っていますが、どちらも魅力的な候補だと思います。国民民主党の存在や政策を訴える機会でもあるこの代表選に注目しています。どちらが勝っても、国民民主党が活性化し、日本政治に新しい風を吹き込んでくれることを期待しております。