あら瓦版 (大月たけひろ)

国民民主党 荒川区議会の活動について

<子育て罰の定義>書籍「子育て罰」について⑤ 荒川区

今更ですが、「子育て罰」の定義について、記載させていただきます。元は「チャイルドペナルティ」という学術用語だそうです。直訳すれば「子供の罰」となります。

罰 <写真AC>

子供を持ちながら働く母親と子供を持たない非母親との間に生じる賃金格差のことが定義です。つまり「子供がいるんなら、子供の世話が優先だから、責任ある仕事では、緊急事態が起こったりする、仕事を優先することになるから、責任ある仕事はできないよね」と組織の人間は考えるし、露骨にいう人もいます。そうすると、責任ある仕事が回ってこないと、優秀な人材であっても、キャリアも積み辛くなるし、仕事の幅も限定されます。よって、賃金の格差が生まれるということになります。また、政治・制度・社会慣行・人々の意識が、子育てをすることを罰をあたえるかのように感じさせることです。現在の古老政治は、その古老の時代では女性は学歴も低いし、仕事だってやったことないだろうという発想から、今の政治がなされています。前にも書きましたが、古老な考え方だと、組織の雰囲気が子育てを許容せずに、爪弾きされてしまいます。すると、辞めるか、仕事をセービングすることになります。まだまだ続きます。