あら瓦版 (大月たけひろ)

国民民主党 荒川区議会の活動について

<親が子どもを育てる、教育費を負担するのは、本当に当たり前?>書籍「子育て罰」について⑨ 荒川区

日本は、子どものために親が教育費だけでなく、ケアや愛情をたっぷりとかけるのが良いこととされるイデオロギーが強いそうです。私の父親は経済的にはあまりうまく行ってなかったので、私は「公立高校、国立大学」と言われました。

重い教育費<写真AC>

私の親も、どう、やりくりつすかを一生懸命考えていただと思います。そこで浪人したもんですから「絶対に国立!」となりました。その頃は、私立文系で年額80万円、国立だと25万円と3倍ぐらいの圧倒的な差がありました。今は、私立文系で100万円、国立が50万円になってしまい、2倍となりました。しかし、私立理系なら160万円ぐらいなので、国立なら文理関係なく50万円なので理系なら国立ですね。 「子どもは親が育てるのが当たり前、大学までの教育費は親が負担するのは当たり前、日本社会は親に強いていることが「子育て罰」と解釈されているそうです。しかし、子供が生まれて、成長し、社会で仕事をするのは、日本社会に大きく貢献するにもかかわらず、すべての負担を家庭に押し付けていると考えると、今まで当たり前と刷り込まれていたこと(私もなかなか脱却できませんが)を変えていかなければならないと思います。