あら瓦版 (大月たけひろ)

国民民主党 荒川区議会の活動について

<子育て世代を応援、『し・て・あ・げ・る』>書籍「子育て罰」について⑤ 荒川区

確かに、政府は子育て世代を応援を『し・て・あ・げ・る』という態度が見え隠れします。

政府<写真AC>

岸田首相は「異次元の少子化対策」と銘打ってますが、そもそも国の教育費の対GDP比率を見ると、OECD平均値は4.07%、対する日本は2.85%とだいぶん低い、ノルウェーなどは6.38%と2倍以上です。(NewsWeeK)異次元対応をしても、OECD各国に追いつくのが精いっぱいではないでしょうか? この書籍の本質はここにありと思います。子育ては社会の責任ではなく、自己責任と定義していた日本では、岸田首相は「(今までと比べて)異次元に支出を増やすしてやるよ」ということを言いたいんだと思います。このままいくと、イーロンマスクさんが言うように「日本がなくなってしまう」という、成果(?)が出た後に、「もっと、もっと、異次元にしておけばよかったな」では遅いんです。 『し・て・あ・げ・る』という認識が、金額の問題だけでなく、政策の態度に滲み出ているんだと思います。そうすると、せっかく子育てに政府がお金をだしても、上から目線の政策では、痒いところには手が届かず、成果がでないと「ほーら、何をやってもダメじゃん」となります。少なくとも、政府の『し・て・あ・げ・る』の目線はやめるべきだと思います。