あら瓦版 (大月たけひろ)

国民民主党 荒川区議会の活動について

<高度成長時代の豊かな子育てに対する、嫉妬?>書籍「子育て罰」について⑩ 荒川区

なぜ、日本政府が子育ては親責任・親負担を家族に押し付けタダ乗りしていたのか?1960年から1970年代の政治家や官僚、有識者などの男性エリートたちが、下記のような認識を持っていたからだそうです。 ・子育てにお金をかけて、進学率・就園率が拡大してきたが、それは親の贅沢であり「甘え」である。 ・いい学校に行かせようとお金をかけるのは親のエゴイズムである。 ・高校・大学に行くのは能力があるものしか行かなくてよい。 この年代(1960ー70)のエリートはなぜそう思うのか。それは、第二次世界大戦の戦中・戦後窮乏期間であったため、高度成長時代の豊かな子育てが、贅沢に見えるバイアスがあったからと言われています。

政治家<写真AC>

若干、嫉妬の感覚もあるのかもしれません。私が育った時代はその時代で、いまだに、子育ては家族と刷り込まれています。 政界や財務省がこの感覚が抜けない限り、児童手当にも教育にも、税金を配分することはないと思われます。 しかし、岸田首相は荒川区の誇り開成高校をでて、早稲田大学にいっているわけですから、上記のような考え方はないはずですが、キャラクター的にはその世代の方を「忖度」するので、難しいかもしれません。