こんにちは、荒川区議の大月です。先日に続きまして、神戸市の不登校の取り組みについて、私の視察報告をお伝えしたいと思います。ちょっと、本題から離れますが、建物自体が建て替えたばかりだと議場もさすがにきれいでした。 荒川区の庁舎は1968年に竣工し55年経過し、さすがに老朽化ています。 立て替えを検討しておりますが、現時点では2027年度から2030年度:基本・実施設計、2031年度:着工、2034年度:供用開始となっております。つまり、(早くて)10年後となります。議場で何が議論されるかが、重要ではありますが。。。
神戸市役所の不登校に戻します。くすのき教室とは、教育センターを含めて市内8カ所に設置されている、不登校の児童生徒のための学習支援施設です。自習を基本とした学習指導を行い、生徒たちの社会的自立を目指しています。令和4年には207名の生徒が利用しています。教員やスタッフが常駐しており、生徒たちの相談に応じます。彼らは、学校に行けないという悩みを抱えているかもしれませんが、くすのき教室では、自分らしく学べる場所を見つけているようでした。
また、不登校の特別教育課程を編成する不登校特例校で、令和7年4月に開講予定です。この学校は、不登校の児童生徒に対して、個別のカリキュラムを作成し、学習の進度や方法を柔軟に調整することができます。また、学校に通えない場合でも、在宅学習やオンライン学習を通じて、学習の継続を支援します。この学校が、不登校の児童生徒にとって、学びと交流の場になることを期待したいと思います。