あら瓦版 (大月たけひろ)

国民民主党 荒川区議会の活動について

神戸市の施策による不登校対策【荒川区 視察】③

こんにちは、荒川区議の大月です。今日は、神戸市の不登校の取り組みについて、私の視察報告をお伝えしたいと思います。神戸市役所は、とても見晴らしのいいところにあります。私は、観光ではありませんが、窓から見える神戸港の景色は素晴らしかったです。

市役所からの神戸港

現在、不登校の問題は、全国的に深刻化しており、神戸市も例外ではありません。しかし、神戸市は、多様な施策を展開して、不登校の児童生徒に寄り添おうとしています。私は、その施策の一部をご紹介します。

まず、神戸市の不登校支援の基本方針は、学校に登校することのみが目的ではなく、すべての児童生徒に多様な学びの場を提供しているということです。児童の意思を尊重しつつ、きめ細やかな支援を実践し、生徒が自ら考え、社会的に自立できることを目指しています。学校は、児童生徒の成長の場であると同時に、社会の一部でもあります。学校に行けないということは、社会から孤立するということです。その孤立を防ぐためには、学校だけでなく、社会全体が関わる必要があります。

そこで、神戸市は、校内サポートルーム、くすのき教室、不登校特例校、ICTを活用した支援など、様々な施策を展開しています。私はくすのき教室と不登校特例校に興味を持ちましたので、詳しくお話を聞かせていた来ました。(続きます)