あら瓦版 (大月たけひろ)

国民民主党 荒川区議会の活動について

【荒川区議会報告5】荒川区のDX化③ デジタルデバイド(デジタルに対応できる人と、そうでない人との生じる格差)

みなさん、こんにちは。 国民民主党の大月と申します。今回は「デジタルデバイド問題とその解決策」という一般質問についてお話ししたいと思います。

デジタルデバイド(写真AC)

【デジタルデバイド問題とは?】

私たちは、日々進化するデジタルテクノロジーに囲まれて生活していますが、高齢者やデジタルに不慣れな人々にとって、新しい概念や機器を使いこなすことは難しいという現実があります。しかし、例えば区役所の手続きが、すべてデジタル化されると、当面はその対応できない人がでてきます。今まで、指摘してきた、平日定時・区役所に来なくても手続きをWebできるようにしてほしい、逆の問題でデジタルに対応できる人と、そうでない人との間に生じるサービス等の格差になります。 これが「デジタルデバイド問題」です。しかし、私は、Web化だけを考えているわけではなく、この問題にも向き合い、解決策を見つけるべく努力していきたいと思っています。

【荒川区での今までの取り組み】

荒川区ではデジタルデバイドにも様々な取り組みを行っています。老人福祉センターやシルバー人材センターでは、スマートフォンやタブレットの教室を開催し、高齢者の方々をサポートしています。また、ふれあい館では、スマートフォン体験会や相談会を通じて、デジタルデバイド対策に取り組んでいます。さらに、セキュリティ対策にも力を入れ、安全なデジタル環境を提供しています。

【デジタルデバイドの克服へ】

区役所の業務的には、Web化等に対応していけば、業務全体的には効率化されます。そこで、余剰ができた人的リソースをデジタルデバイドのフォローを業務として実行していけば、バランスが取れると考えています。 デジタルデバイド問題は簡単には解決できない課題ですが、安全で使いやすい環境を整え、デジタルデバイドを克服し、円滑な業務遂行を実現するために、取り組んでいきたいと思います。丁寧な説明とサポートを通じて、誰もがデジタル社会に参加できるよう努力していきたいと思います。

デジタル化したから、不便になったと思う層がでてこないように、デジタルに不慣れな人にも恩恵があるように努力をしていきたいと思っています。