まず、今勤めている会社がどういう客層をメイン顧客にしているのかを把握します。今後、その客層が、増えるのか、減るのかを分析しておきます。そして、もう少し細かくなりますが１０年先を予想して、今、何に力を入れて、何は力を入れなくてもよいかがわかってきます。
これから人口が増えているインドや東南アジアであれば、その顧客が増えていくことになりますが、日本は利益の出ていた客層が１０年後には減るという状況になりますので、「現状維持の戦略は衰退を意味する」とのことになります。
客層減少となると、違う分野に打って出るか、これまでとは異なる商品を提供するか、変化に対応をしないといけません。 経営の神様、ドラッカーさんが、未来を予想できるのは人口だけだといいます。現在、１０年後の性別・年齢別の人口予想はネットで簡単に手に入ります。１０年後の戦略を社長経営者に聞いて、明確な回答があるのか「今では１０年後なんてわからないよ」と答えるのかは一つの重要なファクターになると思います。
