あら瓦版 (大月たけひろ)

国民民主党 荒川区議会の活動について

「日本でも給料の交渉をせよ!」書籍:給料の上げ方② デービット・アトキンソン

さて、書籍に戻ります。

書籍:給料の上げ方

日本では税金と社会保障の負担が増えたため、手取りは大きく下がっています。しかし、他の先進国では給料がコンスタントに上がっています。日本が上がらず、他の先進国は給料は上がった。それは多くの労働者が、自分の給料を上げるために、毎年経営者と交渉しているそうです。

しかし、日本人労働者を対象にした調査では、日本人の70%以上の人が「賃上げを求めたことはない」と回答しているそうです。確かに、私も会社では、給与交渉をしたことは1度しかありません。その際は事業部長が思いっきり「いやな顔」をしたうえで「無理」と言われたので、その後交渉はしていません。

著者は言います「これから何十年も日本の人口が減少するなか、経営者と交渉せずに給料が上がることはない」そして「給料を上げてくれないなら、すぐに転職せよ」ということだそうです。私もおこがましく会社と交渉しましたが、挫折しました。著者は「密な経営者とコミュニケーションを取れば、どのような経営戦略を考えているのか明らかになり、会社が成長できるのか、期待できないのかが判断できる」といいます。成長しないなら、即転職すべしが結論だそうです(まだまだ続きます)