あら瓦版 (大月たけひろ)

国民民主党 荒川区議会の活動について

「日本人は世界の貧困層になる」書籍:給料の上げ方③ デービット・アトキンソン

日本国内だけにいると衣食住はなんとかなるし、そして「たまには贅沢もできる」ので、大勢の日本人は「このままで、いいや」という発想になります。そして一部の既得権益者は自分たちの権益を守るためには、全力を尽くします。しかし、新たな技術がでてきても、既得権益者は「今の構造は変えたくない」というのが本音だと思います。だから、日本ではイノベーションが起こり難いんだと思います。

前にも書きましたが日本は「ゆでガエル」です。1年に1%とかわずかではありますが他国と成長に差をつけられ、30年間続くと簡単には追いつけなくなっている。国民負担率【(税金+社会保障費)/合計所得】は、1990年に38%となり、2003年には一旦34%に下がりましたが、その後上がり続け、2022年には46%まで上がっています。

「失業者が2000万人増えた、総人口で6人に1人が失業者」と新聞が書き立てると、日本人も少しは問題視するかもしれません。しかし、実態としては高齢者の数が30年間の間に1990年から2021年の間に2141万人増えており、事実上の失業者が2000万人近く増えたことになります。

国民負担率【(税金+社会保障費)/合計所得】は、1990年に38%となり、2003年には一旦34%に下がりましたが、その後上がり続け、2022年には46%まで上がっています。これは失政とはならないのでしょうか?また、防衛費と子育て支援で増税を検討しています。そして厚生労働省は実質賃金が前年比1・2%減となり、14カ月連続のマイナスだったことを伝えました。「自民党と公明党の政権を支持してる低収入の庶民は『肉屋を応援する豚』なのかな?」とひろゆきさんはツイートしています。

ひろゆきさんのツイッターより
失政を続けている政党を日本人は支持しているわけです。とはいえ、出生率が上がったとしても、その効果が表れるのはおそらく20年以上かかるので、そろそろ事実を直視して、日本人(特に高齢者の方)が嫌がる移民などをしっかり制度化する必要はあると思います。