先週、岡山県に観光・文化推進調査特別委員会で視察出張に行ってまいりました。そもそも備中高梁ってどこにあるのかというと、ざっくりいうと岡山市をもう少し北へ行ったところにあります。備中松山藩を中心として、江戸時代には物流の拠点として、繁栄したそうです。自動車・トラック等の技術革新がおこると、東京一極集中していき、栄枯盛衰が起きると実感しました。
ところで、何を視察に行ったかと申しますと高梁市の図書館です。荒川区にはゆいの杜という立派な図書館があるのに「なぜ？」となります。高梁図書館は駅に隣接して利便性を高め、面積も3倍、閲覧席も１０倍以上となり、市民の憩いの場として活用されています。また、出店基準の厳しいスターバックスも出店しています。しかも、この複合施設はCCCというTSUTAYA（書籍・音楽・映像の販売・レンタル）を運営する会社に委託しているそうです。スタッフは市役所の人ではなく、CCCの社員の方でした。どうしても、役人の方だと発想や運営が堅苦しくなりますが、民間をうまく活用していると感じました。
