あら瓦版 (大月たけひろ)

国民民主党 荒川区議会の活動について

「どうやれば、給料はあがるのか?」書籍:給料の上げ方 デービット・アトキンソン

国民民主党が党是としている「給料をあげる」には、具体的にどうすれば給料があがるのか個人的にはよくわかりませんでした。そんな認識では「失格」といわれること重々承知の上、あえてを読みました。この本は、当たり前のことを当たり前に分析しているので「眼から鱗」ではないとは思いますが、参考になると思います。

昔はストライキがあった阪急電車(写真ACより)

若い方は知らないと思いますが、昔は「スト」ってものがあったんです。このおじさんが小学生のころ、事故や天災でもないのに阪急電車(昔、大阪豊中市に住んでいました)が動かないんです。「社員が、社長に給料を上げろと交渉しているのよ」母親は説明しました。 確かに阪急電車が止まってしまうのは「迷惑」(小学生だったので実害はありませんでしたが)と感じながらも「社員さんが頑張っているんだ」となんとなく痛快ではありました。 ストをやられると、それなりの会社に対して強制力があり交渉力が発揮できるなと小学生ながら感じました。

現在、ほぼストはありません。しかも、組合は組織率が16.5%と落ちています。この状態で経営者と交渉しても、会社側の言いなりになるでしょう。いわゆる、御用組合ですね。昔いた会社では、労働組合の委員長がなぜか人事部長になるわけです。その時、会社の仕組みって甲できているんだと納得した覚えがあります(続きます)