あら瓦版 (大月たけひろ)

国民民主党 荒川区議会の活動について

経団連十倉会長の「所得制限撤廃納得感が少ない」の問題点 6/5日経

経団連十倉会長(経団連HPより)

経団連の会長ですから、さすがに言葉は選んでますが、予算を有効活用するために「児童手当の所得制限撤廃に反対!」ってことをおっしゃっているんだと思います。所得制限の問題をその点だけ矮小に考えれば、ロジックは正しいと思います。1億円稼いでる人が、月に1万円(あるは1.5万円)もらったって気づきもしないかもしれません。もし、児童手当をもらうために、申請手続きがあるとすれば絶対に役所にいかないでしょうね。(趣味でどんな手続きかをやってみようはあるかもしれません)

所得制限の手続きを考えると、それなりに工数がかかり、実際にはお金(人件費を含)もかかるので、所得制限でセービングできるお金と工数との見合いもあるとは思います。「所得制限撤廃反対」発言問題は撤廃の是非ではないと考えています。

「日本経済の責任者が、少子化対応への気持ちが非常に薄い」ことが一番の問題だと思います。

経団連の会長になったぐらいですから、ご本人は教育費を払うなんてちょちょいのチョイだと思います。「男性が稼いで、私(十倉会長)のように各家庭で教育費など支払えばいい」という気持ちが見え隠れするからです。

会社等の組織の雰囲気はとっても大事なことだと思います。