あら瓦版 (大月たけひろ)

国民民主党 荒川区議会の活動について

<母親に家事と育児を押し付け、父親の育児参加を許さない>書籍「子育て罰」について② 荒川区

「子育て罰」、生物の営みである子育てをすると罰を受けるって、衝撃的なネーミングな書籍です。まずは子育て罰の定義を記載したいと思います。

会社で忙しい<写真AC>

「親、特に母親に育児やケアの責任を押し付け、父親の育児参加を許さず、教育費の責任も親だけに負わせてきた、日本社会のありようそのものだ」そうです。「パパは仕事でお金を稼いで、ママが家に入り家事から育児を担う」というのが日本の価値観と認識しています。そういう時代は確かにありました。私が子供のころは、父親が仕事、母親は家事と二人の育児をして、子供が大きくなったらパートで働いていました。国が想定する家族でした。しかし、今の家族はどうでしょうか?30年間、賃金は上がらず、父親の年収だけでは、子供を大学までにやるのには一人ならまだしも、兄弟が多ければ、かなり難しい。逆に家電が発達して、買い物も商品を家にまで届けてくれる。ルンバを使えば、掃除までやってくれる。家事の手間が減り、女性の学歴も高くなり、パートではなく、責任がある仕事も任せられるようになってきました。そこで、私の持論である「キャリアを止めるな」となるわけです。また、続きます。