「子育て罰」は重要な概念ですが、比較的柔らかい本も紹介したいと思います。著者の前田さんは、そのころ世間ではまだ珍しい男性育休業を2か月間取得したそうです。
私は子育てにはそれなりには、協力したと標榜していますが、そのころ(20年前以上)はそんな制度もなく、子供が風邪をひいたら「子供が風邪で、休んでいいですか」なんて聞けるような状況ではありませんでした。(でも、コッソリ取得していましたが) 「大の大人が2人がかりで赤ちゃんの要求を満たすだけ」とナメテかかり、子育てとは関係ない本を10冊購入したそうです。 いざとなると、甘くはない。寝てくれないお子さんだったそうで、夫婦で慢性的な睡眠不足。うちの長女の睡眠には苦労しなかったのは幸いでした。前田さんは「他のパパに比べれば頑張っていて、自分はイクメン」と思っていたそうですが、木っ端みじんにその自信が打ち砕かれたそうです。私も同感です(続きます)