あら瓦版 (大月たけひろ)

国民民主党 荒川区議会の活動について

<日本人のリスク回避思考が、結婚・出産に影響>書籍「子育て罰」について⑦ 荒川区

日本人は、リスク回避思考が強いと言われています。「日本の少子化対策はなぜ失敗したのか」中央大学山田昌弘教授は子供にかかる膨大な教育費を視野に入れた上で結婚、出産を考えていて、「奨学金返済のある相手とは結婚しない」とまで考える人がいるそうです。日本の会社組織でもそうですが「リスクは最小限にしようという」意向が強く働きます。私はシステムの仕事をしていますが、確かにシステム障害が起こると、夜も眠らず対応し、大変な思いをします。よって、どうやったらリスクを減らせるかだけに、陥り、日本の会社はリスクをとって挑戦することができなくなります。

結婚・出産のリスク<写真AC>

これが、結婚・出産にも影響していると山田教授はいいます。もちろん、大学まで学費が無料になれば、出産を多くするというリスクは減ります。そこまでいかなくても、親として、失業したり・死別したりとのリスクが発生してしまった場合に、セーフティネットがしっかりしていれば、安心感が広がると思います。ここを強化するとともに、広報が大切だと思います。