お元気ですか?荒川区議の大月です。
少し(?)間が空きましたが、少子化問題です。
首相官邸では2024年4月に「次元の異なる少子化対策の実現に向けて」と政策をだしています。(以下異次元少子化対策とします)また、少々物議を醸している、民間機関「人口戦略会議」が「人口ビジョン2100」を提言しました。この提言では、特に手を打たなければ76年後の2100年に6300万人に半減と分析しています。今まで、政府はエンゼルプラン、子ども・子育て支援そして異次元少子化対策を打ち出してはいます。
しかし、なぜ効果がなく、結果として少子化が進んだのか。
「人口ビジョン2100」では、「第一は、人口減少の深刻な影響と予防の重要性について、国民へ十分な情報共有を図ってこなかったこと」「第二は、若者、特に女性の意識や実態を重視し、政策に反映させるという姿勢が十分ではなかったこと」「第三は、現世代には、社会を将来世代に継承していく責任があることを正面から問いかけてこなかったこと」としています。
ただし、アジアの諸国をみると、韓国では2022年の合計特殊出生率は0.78人、GDP世界2位の中国では1.09にはなったとのことです。日本は実は1.26で、いつの間にか危機が他国に抜かされています。
しかし、日本も危機的状況にあることは間違えないです。(またも続きます)