お元気ですか?荒川区議の大月です。
先日、宇都宮市に視察に行ってまいりました。目的は、「障がい者支援アプリ『わく・わくアプリU』」の調査。
さて、今回の主役である「わく・わくアプリU」。名前はポップでも、その中身は実に実直で、例えば、障がい者手帳や福祉サービスの更新をスマホでお知らせしてくれる機能があるんです。従来の“冊子での確認”から一歩進んで、「期限切れの不安からの解放」へ。これは便利ですよね。うっかり忘れていた、が減るだけで、ストレスも一つ減る。
さりげなく、個人的に最も心を動かされたのが、「障がい福祉課の窓口混雑状況をリアルタイムで確認できる機能」です。呼び出し番号、待ち人数、不在者番号……これ、一般の方にも役立ちそうな機能ですが、障がいのある方にとっては、タイミングひとつで外出が大きなストレスになることもあります。だからこそ、「今行っても大丈夫かな?」がスマホでわかるというのは、単なる“便利”だけでなく、“安心”をも提供してくれるんですね。
また、事業所の検索機能も、かなり実用的です。地図や写真付きで、送迎の有無、空き状況、提供サービスなどが一目で確認できる。しかも、電話をかけずとも、必要な情報が手元に揃う。これは、サービス提供側の業務軽減にもつながるのではないでしょうか。双方にとって「やさしい設計」、これぞ、テクノロジーの本来あるべき姿です。
(続きます)