あら瓦版 (大月たけひろ)

国民民主党 荒川区議会の活動について

ガバメントクラウドによるシステム標準化と移行の進捗状況

お元気ですか?荒川区議の大月です。

今回は、荒川区のシステム標準化とガバメントクラウド移行の進捗状況についてお話ししたいと思います。皆さんの生活にも密接に関係する区のITシステム。その移行プロセスがどのように進んでいるのか、少し深掘りしてみましょう。

システム開発の議論

区のITシステム標準化って何?

2025年11月には、国が推奨する「標準システム」への移行が計画されています。これにより、全国の自治体が統一された基準の下で業務を行うことが可能となります。目標は、住民サービスの質を向上させつつ、効率化を図ることです。荒川区では、住民記録や税、福祉など、区民サービスの中心的な業務に関連する18のシステムが対象となっています。

こうした取り組みを聞くと、「今のシステムを少し改良して移行するだけでいいんじゃないか?」と思われるかもしれません。しかし、実はそう簡単ではありません。ITの世界では、システムや機器が10年も経つとすっかり様変わりしてしまいます。今あるシステムをそのまま使うことができず、事実上、ゼロから作り直すのと同じ労力が求められるのです。

続きます。