お元気ですか?荒川区議の大月です。関ヶ原古戦場記念館の続きです。
荒川区と関ケ原町のデータを見比べてみますと、人口密度は荒川区が1平方キロメートルあたり2万人を超えるのに対し、関ケ原町はわずか124人。予算規模も大きく異なります。しかし、関ケ原町には、日本史における一大イベント「関ヶ原の戦い」という、他に類を見ない強力なコンテンツがあります。
この歴史的な古戦場をもっと多くの人々にその魅力を伝えていくことが、今後の関ケ原にとって重要な鍵となるでしょう。そのためには、記念館での素晴らしい体験をフックに、実際の古戦場へと足を運んでもらうための導線づくりが必要です。
例えば、記念館のチケットと古戦場巡りのガイドツアーをセットにした企画や、周辺の観光施設や飲食店と連携した割引キャンペーンなどが考えられます。
さらに、インバウンド誘致に向けては、多言語対応の充実だけでなく、外国人観光客が興味を持つような切り口での情報発信が重要です。例えば、サムライ文化体験と組み合わせたツアーや、アニメやゲームといったポップカルチャーとの連携も視野に入れてみたはいかがでしょうか。
今回の視察を通して、関ヶ原は過去の遺産を大切にしながら、未来に向けて新たな一歩を踏み出そうとしていると感じました。荒川区の議員として、微力ながら、関ケ原の魅力を多くの方に知っていただけるよう、情報発信などできる限りの協力をしていきたいと考えております。
関ヶ原が、歴史好きだけでなく、多くの人々が訪れたくなる魅力的な観光地へと発展していくことを心から願っています。