あら瓦版 (大月たけひろ)

国民民主党 荒川区議会の活動について

【視察⑦:沖縄】NPO法人ちゅらい、ある地域での生活保護率の40%という衝撃①

お元気ですか?荒川区議の大月です。

ちゅらい ChatGPTより

先日、若者支援・健全育成調査特別委員会視察で沖縄を訪れました。目的は「子どもの居場所」や「若者支援」を行う施設の取り組みを学ぶことでした。今回は視察施設の最後である、NPO法人ちゅらいさんでした。正直に申し上げると、私は沖縄で“日本の子どもの課題が吹き出している現実”と感じました。

東京にいると、沖縄の子どもの貧困について深く触れられる機会は驚くほど少ないのです。ニュースで目にするのは、年収が最下位となってはいましたが、それより美しい海、観光、基地問題の方が多いという印象でした。

だから私は率直に質問しました。
「私たちは東京から来ましたが、沖縄の貧困の現状はほとんど知りませんでした。なぜ全国に知られていないのでしょうか?」

返ってきたのは、少し困ったような「うーん」という反応。
その“間”の中に、語り尽くせない事情が凝縮されているように感じました。
──もしかすると、観光立県である沖縄のイメージが損なわれることを恐れて、社会全体が“深刻な現状”に触れないようにしているのかもしれません。そんな想像さえしてしまいました。

 

生活保護率40%という衝撃

今回の視察でまず驚いたのは、ある地域の生活保護率が**40%**にも達するという事実です。
10人中4人が生活保護です。(日本全国だと国が崩壊ですが。。。)

ここまでの数字は、もはや地域の努力だけでどうにかできる話ではありません。
家計の苦しさは、当然ながら子どもの教育・生活に直結します。
実際に統計を見ても、沖縄の子どもの貧困率は21.8%(2024年)
2015年の29.9%からは改善したと言われていますが、最低賃金上昇で“数字だけ改善したように見える”側面が強いとの説明でした。
物価高騰により、むしろ生活は苦しくなっている。
数字の裏にある「日常のしんどさ」を現場の方々は強調されていました。

 

「3つの貧困」が折り重なる沖縄の現実

沖縄の貧困は、単の収入不足では語れません。
ちゅらゆいのスタッフは、次の3つが複雑に絡まり、支援が届きにくい若者を生み出していると説明してくれました。

  1. 経済的貧困
  2. 文化的貧困(家庭内での学習習慣・価値観の不足)
  3. 社会的貧困(孤立し、支援を拒否せざるを得ない状況)

これらが連鎖することで、「制度の狭間」に落ちてしまう子ども・若者が生まれるのです。

そして驚くべきは、ちゅらゆいが支えているのは、まさにその“狭間に落ちた”子どもたちということ。
制度では救いきれない、しかし確実に存在する層。課題を深く認識しました。


【続く】