あら瓦版 (大月たけひろ)

国民民主党 荒川区議会の活動について

<工場の国内回帰、理由がロシア侵攻だけなのでしょうか?>日経新聞2023/4/6  荒川区

海外生産が「縮小」最多に。分かりやすく言うと工場を国内に回帰させようとしている企業が多くなってきたということです。バブルの時代には日本人の給料が高すぎる、だから中国(本土)などに工場を作り、市場も近くになり、人件費も抑制できました。近頃は「これだけ、日本経済が低迷しているのに、円高は続いているのが不思議。そろそろ工場を日本に作るべきでは」と個人としては思っていました。国内回帰の動きが本格化したようです。ただし、理由で一番に上がるのは、ロシアのウクライナの侵攻を受け、中国が有事になった際、サプライチェーンが分断されるから、となっています。

中国とつながるサプライチェーン<写真AC>

確かにSCの分断は大変なことです。しかし、日本人の判断はどうしても「そうせざるを得なかった」という雰囲気をだします。いやいや、ここは円安で日本人件費が安くなっているんだし、国内企業は国内にも働く場を提供すべきと思います。「サプライチェーンが分断するから」と出しますが、ここがサラリーマン社長の限界を感じます。人口減で、労働人口もへっていることには何かしら手を打つべきとは思います。しかし、国内に働く場を増やすことで、長い目で見れば国内に働く場がある安心感が、少子化対策にもつながると考えております。