お元気ですか?荒川区議の大月です。

私が興味深く感じたのは、この分野で中国企業が世界市場をリードしていることです。本来、精密機械やロボット技術は日本の強みと言われてきました。しかし現在は、中国企業が世界へ積極的に展開し、市場を拡大しています。
もちろん、日本企業にも高い技術力があります。ただ、技術を社会実装し、新しい市場を切り開く挑戦については、以前より慎重になっている面もあるのではないでしょうか。自動車業界をはじめ、多くの分野で世界的な競争が激しくなる中、日本企業には改めて挑戦する力が求められているように感じます。
一方で、DXが進むことで新たな課題も見えてきました。配膳ロボットだけでなく、注文そのものもタブレット化されています。私自身はDX推進の重要性を訴えてきましたので、こうした変化を前向きに捉えています。しかし、高齢者の皆様にとっては必ずしも簡単なことではありません。
私が大学生だった頃のファミリーレストランは若者が中心でした。しかし今では、モーニングの時間帯を中心に多くの高齢者の方々が利用されています。地域の交流の場としての役割も大きくなっています。
だからこそ、技術の進歩と利用者の利便性をどう両立するのかが重要です。便利だから導入するだけではなく、誰も取り残さない仕組みを考えなければなりません。タブレットが苦手な方へのサポートや、人による接客との適切な組み合わせも必要でしょう。
将来、ロボットやAIがさらに進化していくことは間違いありません。しかし、その一方で「あえて人が対応すること」に価値を見出す店舗が登場する可能性もあります。効率化だけでは測れない温かさや安心感を求める声も、これから増えていくかもしれません。
DXもロボットも、目的は人を置き換えることではなく、人の暮らしをより豊かにすることです。ネコ型ロボットが運ぶ料理を見ながら、そんなことを考えました。
技術革新のスピードはますます加速しています。その中で、日本がどのような強みを発揮し、誰もが使いやすい社会を実現していくのか。ロボットと人が共生する未来に、これからも注目していきたいと思います。