あら瓦版 (大月たけひろ公式ブログ)

国民民主党 荒川区議会の活動について

【一般質問】あらかわ遊園の未来を創る「選択と集中」〜100年続く笑顔のために〜①

お元気ですか?荒川区議の大月です。

あえて、西武園ゆうえんち

 荒川区の宝物であり、多くの子供たちの思い出の場所である「あらかわ遊園」の経営改善について、今までも議会で議論してまいりましたが、先日の2月議会で行った質問と区側の回答、今後の対応について共有させていただきます。

 少々シビアな数字の話も含まれますが、これは「あらかわ遊園」を次の世代へ、100年先まで残していくための大切な議論です。ぜひ最後までお読みいただければ幸いです。

 

  1. 数字が語る「あらかわ遊園」の現在地

 リニューアルオープンから時が経ち、あらかわ遊園は今、大きな分岐点に立っています。 事務事業分析シートを紐解くと、入園者数は令和4年度の38万人から5年度は40万人と微増したものの、6年度には39万人と、必ずしも右肩上がりとは言えない状況です。

 また、決算額を見ても、年間の収支をみると、それなりの規模で公金が投入されています。もちろん、公営遊園地としての子育て支援の側面や「区民の憩いの場」としての価値は計り知れません。しかし、持続可能な運営を考えたとき、現在の赤字体質を「仕方ない」で済ませて良いはずがありません。

  1. 足で稼いだ視察から見えた「勝機」と「教訓」

 私はこの問題に向き合うため、独自に「浅草花やしき」と「西武園ゆうえんち」の視察を行ってきました。そこには、あらかわ遊園が進むべき道のヒントが隠されていました。

  • 「花やしき」に学ぶ高密度な満足度 日本最古の遊園地である花やしき。驚いたのはその「空間の使い方」です。限られた敷地にこれでもかというほどアトラクションを凝縮させ、訪れた人を飽きさせない。料金設定も、あらかわ遊園より高めですが、体験の密度を考えれば「納得感」があります。また、意外にも利用者の中心はインバウンド(外国人観光客)ではなく、国内のファミリー層。これはあらかわ遊園にとっても大きな勇気となります。
  • 「西武園ゆうえんち」に学ぶ投資の難しさ 一方で、100億円を投じて「昭和レトロ」へリニューアルした西武園は、多額の減損損失を計上しています。広大な敷地に対しコンテンツが点在し、移動の負担が満足度を削いでいる印象を受けました。 ここで痛感したのは、**「莫大な投資や流行のコンセプトが、必ずしも成功を約束しない」**という現実です。

    【続きます】