お元気ですか?荒川区議の大月です。

前回は、区議会で情報システム標準化とDX推進について質疑したことを報告しました。
【一般質問:荒川区議会】DXは標準システム“導入”から“活用”へ ① - あら瓦版 (大月たけひろ公式ブログ)
■「標準化」はゴールではなく「スタートライン」
ここで誤解してはならないのは、システムの標準化は「手段」であって「目的」ではないということです。
標準化は、あくまで法律に基づき全国の自治体で足並みを揃える「土台作り」に過ぎません。箱が新しくなっただけで、中身のサービスが自動的に良くなるわけではないのです。
「ここからが、本当のDXの腕の見せ所だ」
私は質疑の中で、強くそう訴えました。
現在、区では「書かない手続き」をテーマに、独自にオンライン化を爆速で進めています。
- オンライン化可能な手続きを拡大
- 職員端末のモバイル化完了:場所にとらわれない働き方とペーパーレスの推進
これらにより、区民の皆様が「役所に行かなくて済む」「書類を書くのが、最小限」ようやく現実味を帯びてきました。
■最も大切なのは「現場の温度感」と「職員の熱意」
私が最も強調したのが**「現場との対話」**です。
DXを推進するのは、最新のAIでも高度なシステムでもありません。日々、窓口で住民の皆さまと接し、複雑な事務処理を行っている「現場の職員」です。
推進課だけが空回りするのではなく、現場の「ここが不便だ」「こうすればもっと楽になる」という小さな声を吸い上げ、それを形にすること。そして、改善に挑んだ職員が正当に評価される仕組みを作ること。これこそが、組織を根本から変える原動力になります。
区側からは、**「組織横断的な業務改善を行うための組織改正」**を行い、研修や成功事例の共有を通じて、全庁的なリテラシー向上に努めるという前向きな回答を得ました。
■最後に:未来へ向けて
システムは「冷たい」ものだと思われがちですが、その先にあるのは「温かい」暮らしの実現です。
手続きがスマホで5分で終われば、職員が事務作業から解放されれば、より福祉や相談業務に時間を割くことができます。
私はこれからも、ITの専門知識と議員としての使命感を胸に、皆さまの暮らしがテクノロジーの力でより豊かになるよう、厳しくも温かい視点で区政をチェックを続けてまいります。