あら瓦版 (大月たけひろ)

国民民主党 荒川区議会の活動について

【視察③:沖縄】スタートアップ拠点の商店街にあるLagoon KOZA

お元気ですか?荒川区議の大月です。

Lagoon KOZAに荒川区議団

今日は、先日の沖縄市・コザ地区での視察についてです。今回訪れた「Lagoon KOZA」は、単なる創業支援施設として紹介されることが多いのですが、実際に足を運んでみると、そこには数字だけでは語り尽くせない“街の新しい脈動”がありました。私にとっても、荒川区の未来を考える上で多くの示唆を受ける視察となりました。

 

荒川区の商店街とコザの商店街 ──「同じようでまったく違う」世界

 まず、冒頭から本音で言ってしまいますが、荒川区の商店街と沖縄市・コザの商店街は、ぱっと見は似ています。路地の幅、建物の雰囲気、看板の佇まい──どこか懐かしい気持ちになるところは共通しています。

コザの商店街

 しかし、じっくり歩くと、すぐに「似て非なるもの」であることが分かります。

荒川区の商店街といえば、八百屋さん・魚屋さん・肉屋さん・飲食店のにぎやかカルテットが勢ぞろいし、夕方ともなると買い物袋を下げた主婦の皆さんでごった返す光景が日常です。

 ところが、コザの商店街には──なんと八百屋さんは1軒だけ。代わりに、貴金属店やアートの常設展示スペース、上質な空気を漂わせるギャラリーのようなお店が点在していて、三ノ輪商店街には見られない“文化的な香り”が漂っています。

同じ「商店街」でも、荒川区は“生活を支える街”、コザは“文化と創造の街”という印象です。東京で言うなら、商店街というよりも“低層のビル街”に近い雰囲気すらあります。

 

■ Lagoon KOZA ── 創業支援の“エンジンルーム”

 今回の視察の主役である「Lagoon KOZA」は、まさにコザの商店街における創業支援の中核拠点です。

1階はフリースペース。2階は有料の個別スペース。
創業希望者はまず1階にふらっと来て作業し、興味が深まれば研修(これがまた本格的で、6回シリーズ!)を受け、事業計画を作り、いざ創業となれば商店街の空き区画を借りる──このような流れを想定しています。

特筆すべきは、研修の「本気度」。
一日だけの“体験版”のような軽い内容ではなく、6回シリーズでみっちり鍛えられます。創業に必要な知識を体系的に学び、事業計画を作り込み、補助金や融資の制度も理解する。ここまで丁寧に伴走する支援拠点は、全国でも貴重だと思います。

 

数字で見るKOZAの勢い

Lagoon KOZAは、数字の上でも驚異的です。

  • 創業相談数 454件
  • 創業者数 94名
  • イベント数 174回・参加者4,784人

わずか1年半ほどでこれだけの実績を残すのは、地域のニーズに応じた柔軟な運営があるからこそでしょう。

相談内容で最も多いのは「食品・飲食」。
次いで「教育・学習」「医療・介護・福祉」と続き、“地域を支える生活産業系”の起業が多いのも特徴です。

【続く】