お元気ですか?荒川区議の大月です。
やっと、都議会選挙・参院選挙が終わり、一息がつけました。応援演説をした、江戸川区の天沼さん、葛飾区の鴇崎さんが当選しました。また、参議院選挙では牛田陣営に入り、できる限り街宣には駆けつけました。牛田まゆさん、そして奥村よしひろさんが当選し、ほっとしました。

通常運転に戻りますが、実は選挙のさなか、さりげなく鹿嶋市に視察に行って参りました。スタートアップ起業を支援し、スタートップ企業への投資情報を提供する企業にヒアリングに言った際、鹿嶋アントラーズを買収したメルカリが、鹿嶋市でスタートップの支援をしていると紹介されました。実際に行ってみようと、初めて個別視察に挑戦してみました。14時からだったのですが、その前に地元の食堂に入ってみました。冷やしキツネそばを頂きましたが、店内の雰囲気がとっても懐かしい感じでした。
【視察内容をまとめ】
私の古い知識では、鹿嶋と言えば、鹿嶋神社と鹿島臨海工業地帯でした。しかし今や、茨城県鹿島地域における鹿島アントラーズを中心とした地域活性化の取り組みをされているそうで、それが東京都荒川区の地域活性化にどう応用できるかの視察でした。
鹿嶋と言えば、鹿島地域は、スタジアム半径30km圏内の人口が少なく、プロスポーツビジネスのセオリーから見れば成功が難しい地域とされていました。しかし、鹿島アントラーズは過去30年で国内最多タイトルを獲得し、その存在は「辺境の地でも最強チームとして存在し続ける」という独自のストーリーを形成しています。鹿島の地域イメージは農業から工業、そしてサッカーへと約30年ごとに変化しており、今、次の時代の方向性が問われています。
鹿島アントラーズは単なるスポーツチームに留まらず、地域に新たなチャレンジを生む人材や企業との接点を作る役割を担っています。ここでの理想像は、「一人ひとりが地域の代表となる」まちづくり、すなわち自己研鑽、チャレンジ、発信の舞台となる地域を目指すことです。これは、地域で新たな挑戦をする人、つまり「地域のプレイヤー」を増やし、彼らの横のつながりを促進するために、スモールビジネス支援やコミュニティ形成が重要であるという考えに基づいています。
具体的なプロジェクト事例
鹿島では、この構想を実現するための具体的なプロジェクトが進行しています。
- スポーツバー「遊び屋」: 地域チャレンジャーが一日店長として参加できる仕組みを提供し、地域住民、転勤者、投資家との偶発的な出会いと交流を促進します。農業青年によるかぼちゃスナック開発や、移住者の古民家事業など、多様な挑戦を支援する場となっています。
- 宿泊施設「ナンバーツール」: 鹿島スタジアムから徒歩15分の場所に設置されたトレーラーハウス型の宿泊施設です。地元企業の出資によって運営され、観光客の受け皿として地域経済への貢献が期待されています。今後は地域の魅力を発信する拠点としても活用される予定です。
- KAshimaARTProject: 国内最大級の壁画制作(高さ54m)などを通じ、アートによる地域魅力発信を行っています。地元企業や個人の支援を受け、継続的な展開が計画されています。
これまで鹿島には約1300万人が来場しており、その半数以上が首都圏からですが、試合以外の滞在・宿泊の促進には課題があります。宿泊施設の老朽化や不足が懸念される中で、これらのプロジェクトを通じて宿泊体験を充実させ、地域への興味、滞在時間、経済波及効果を高めることが目指されています。鹿島の未来に向けて、地域内外の人が接続する「場」づくりが中心テーマとなっています。
(続く)