あら瓦版 (大月たけひろ)

国民民主党 荒川区議会の活動について

【視察:荒川区①】ホテルグリーンパール那須(荒川区保養所)

お元気ですか?荒川区議の大月です。

101~104号室 ChatGPTにて修正

先日、那須の「ホテルグリーンパール那須」を視察してまいりました。実はこの施設、私が荒川区に引っ越してきた20年前にも既に存在しておりまして、その歴史を調べてみると、なんと昭和58年、1983年に開設されたとのこと。もう42年も前になるのですね。月日の流れの早さに驚かされるばかりです。

さて、視察の目的は、令和4年に運営が株式会社フォレストに移管された後の施設状況と運営実績の確認でした。私の正直な第一印象を申し上げますと、「昭和の遺産のような古びた保養所」を想像していたのですが、これが大きな誤算。特に101~104号室を見せていただいたときには、思わず「こ、これが、区の施設なんですか?」と声が漏れてしまいました。内装はリゾートホテルそのもので、露天風呂付きという豪華さ。思わずスーツを脱いでバスローブを羽織りたくなるほどでした(さすがに我慢しましたが…)。

もちろん、「こんなに立派にしたら、いくらかかったのでしょうか?」と民間出身の血が騒ぎます。確認してみると、やはり億単位の費用が投じられたようです。しかし、聞けば2023年の全面リニューアル後は前年比で2,316人、17%の利用者増とのこと。納得の投資です。

なぜそんなに人気が出たのか?キーワードは「露天風呂」。これを前面に押し出した戦略が功を奏し、特にファミリー層や若いカップルの宿泊が増えたそうです。インバウンド全盛の昨今ですが、この施設の利用者の中心はあくまで日本人。外国からの観光客は、スケジュールが詰まりがちで、那須でのんびりするという発想自体がないそうです。なるほど、確かに日本人の「静かな癒し」を求める感覚にマッチした施設と言えるでしょう。(続きます)