あら瓦版 (大月たけひろ)

国民民主党 荒川区議会の活動について

【視察:国民民主党①】東京電力柏崎刈羽原子力発電所

お元気ですか?荒川区議の大月です。

先日、国民民主党の視察団の一員として、新潟県柏崎市にあります東京電力柏崎刈羽原子力発電所へ行って参りました。春の陽気に誘われて、穏やかな視察だと良いなと思いましたが、やはり考えさせられる視察となりました。

柏崎刈羽原子力発電所HPからChatGPTによるイメージ作画

まず、移動のバスに掲げられた「KK視察団」という札を見た時、正直なところ、東京ならどのように思われるだろうかと、少し複雑な気持ちになりました。巷では色々な略称が飛び交っておりますから、「怪しい視察?」などと勘ぐられても仕方がないかもしれません。柏崎市の皆様にとっては、新潟県柏崎市における「KK」は、柏崎刈羽原子力発電所の略称なんですが、東京の感覚からすると、もう少し違う表現の方が誤解を招かないのではないかと感じました。些細なことではありますが、こういった細部への配慮も、信頼を得るためには大切なことではないでしょうか。

原子力発電所では、所長さんから丁寧な概要説明を受けました。驚いたことに、現在の所長さんは、あの東日本大震災の際に事故が起きた原子力発電所の所長も務めていらっしゃったとのこと。その重責とご苦労は、想像を絶するものがあると感じました。

その後、原子炉建屋を見学させていただいたのですが、そこには想像をはるかに超える数のセキュリティ装置が設置されていました。これらの装置を維持管理するだけでも、どれほどの労力と費用がかかるのだろうかと、改めて原子力発電の難しさを痛感いたしました。内部では、多くの作業員の方々が忙しそうに出入りしており、日々の維持管理がいかに大変な作業であるかを物語っていました。