あら瓦版 (大月たけひろ)

国民民主党 荒川区議会の活動について

【俳句バトル】②中高生俳句バトルinあらかわ 開成高校VS海城高校

お元気ですか?荒川区議の大月です。

俳句バトルでの開成高校 原作:大月 作画:ChatGPT

🔥 ディベートは俳句版格闘技のような応酬!

このバトルの白眉は、句の解釈をめぐるディベートです。海城高校は自句について「脚を伸ばすことで春の息吹を感じさせる青春の躍動感」を強調。一方で開成高校は「涅槃図の脚の冷たさを実際に自分の肌寒さと重ねる」という巧みな説明で応戦しました。印象的だったのは、開成高校の「涅槃図がさまざまに冷えている理由」に関するディベートです。

「涅槃図には多様な生き物が描かれている。それぞれが違う脚を持つことで、冷たさの表現に多様性が生まれている」といった論理的な返しには、思わず「なるほど!」と膝を打ちました(笑)

🎯 俳句は言葉のスポーツだ!

この大会を通じて痛感したのは、「俳句バトルはもはやスポーツだ!」ということです。試合では披講(句の読み上げ)、質疑応答、判定と流れるように進行。ディベートはまるで格闘技のような言葉の打ち合いです。
しかも、話すスピードが凄まじい! ルール上、時間制限があるため、高校生たちは超早口で持論を展開。私のようなおじさんは必死で脳を回転させないと追いつけません(笑)。

🌸 俳句を通じて広がる可能性

大会は開成高校が優勝しましたが、海城高校の健闘ぶりも見事でした。結果以上に、中高生たちが言葉を磨き、表現をぶつけ合う姿に心が打たれました。
かつて俳句といえば「静かに詠むもの」というイメージがありましたが、この大会は真逆。言葉で攻め、守り、論理で対抗する――まさに言葉の格闘技です。
(続きます)