お元気ですか?荒川区議の大月です。 今年の振返りをします。まずは、滋賀県守山市の北部図書館です。
この図書館は2023年11月に開館した新施設で「本と人が出会い、人と人がつながる知の広場」をコンセプトとしています。館内は「本の森」「つながる森」「木もれび広場」という3つのエリアに分かれ、それぞれに独自の魅力があります。
「本の森」には約20万冊の書籍が揃い、小説や漫画、絵本、児童書など幅広いジャンルを自由に閲覧・貸出できます。また、音楽や映像などのメディアも充実し、ヘッドホンで楽しむことが可能です。「つながる森」では、図書館主催のイベントや利用者企画の活動が行えます。特に、毎月開催される読み聞かせ会は子どもから大人まで幅広い世代に人気で、本の魅力を再発見できる場となっています。
さらに、北部図書館には「がん相談支援センター出張相談所」が併設され、医療機関と連携してがんに関する相談を受け付けています。図書館の温かい雰囲気が相談のハードルを下げ、多くの利用者が訪れているそうです。
「本の湖」という愛称がつけられた北部図書館は、びわ湖にちなんで人が集まる場所となることを目指しています。本館との間を巡回便が行き来するサービスも便利で、本は人と人をつなぐ役割を果たしています。荒川区の図書館運営にも参考になる取り組みが多く、今後の活用を検討していきたいと思います。