こんにちは、荒川区議の大月でございます。
夏と言えば、甲子園高校野球ですが、愛媛県松山市では俳句甲子園が行われています。正直に言うと、私自身、俳句にはあまり関心がありませんでした。荒川区の素盞雄神社が松尾芭蕉の「奥の細道」の出立などの歴史的な背景から、俳句がこの荒川区と結びついていること自体は知っていました。しかし、松山市で行われている「俳句甲子園」というイベントは昨年までは知りませんでした。先日、観光・文化推進調査特別委員会の視察で、松山市を訪れることになりました。
実は、荒川区でも俳句バトルが開催されています。毎年3月に開催されております。今年は行かねばと思い、俳句バトルを実際に観戦しに行くことにしました。今年は3月24日(日曜)に実施されました。出場校は、開成高等学校、海城高等学校、立教池袋高等学校、名古屋高等学校、横浜翠嵐高等学校、山形東高等学校決勝戦には、荒川区が誇る東大入学日本一(率では筑駒に負けてますが)の開成高校が決勝戦に出場しているに違いないと、少し遅れて会場に向かいました。
ところが、決勝戦では名古屋高校AグループとBグループが戦っていたのです。ちょっと驚きましたが、このバトルがいかに公正であるかがよく分かりました(笑)
俳句というと古風なイメージがありますよね。そもそも俳句バトルって何だろう?荒川区で行われていたのは、高校生が高校別に5名選ばれてテーマに沿って俳句の作品をだします。ここで、俳句の先生が選ぶのではなく、チーム毎に相手の俳句を論評します。この作品そのものと、論評を聞いた上で、先生達が投票(私には評論できませんが)して、勝者を決めます。高校生たちが織り成す言葉、一種のスポーツとも言えるほどでした。まだ体験していない方は来年もありますので、観に行ってみてください。
松山市で8/24(土)25(日)に俳句甲子園が行われるそうです。この広報誌が配られる時期には終了していますが、YouTube等で確認できると思います。荒川区でもさらに俳句文化が盛り上がるよう、皆さんのご協力をお願いしたいと思います。