お元気ですか?荒川区議の大月です。自動運転の続きです。
先日、富士重工アイサイトのプロジェクトX(NHK)を観ました。ブレーキを掛けるだけでも、20年近くの壮絶な開発物語がありました。衝突被害軽減ブレーキが新車は義務づけられましたが、これからは、どうしても免許返上しづらい方々には、アイサイトを装備すればよいのかもしれません(富士重工のまわしものではありません)
Mopiは自動運転と言いながら、低速に割り切った自動車です。また、いざという時のために、人間が複数台の監視が付いています。ビックサイトに走っている無人ゆりかもめのモノレールみたいなイメージでしょうか。混雑している都市で利用するのは未だ難しいですが、タクシーがほとんど成り立たない、地方での活用となります。
実際には、遠隔監視+レベル3の自動運転技術だそうです。これにより、路上駐車車両の回避や、交通量の少ない生活道路での自動運転が可能になります。
自動運転技術が実用化されることで、地方の移動手段としての可能性が広がります。Mopiソリューションは、新しいモビリティ(移動手段)を地域生活者だけでなく、地域を訪れる旅人と共有することで、持続可能な交通システムを構築しようとしています。これには、旅人と地域をマッチングする「旅のプラットフォーム」が重要な役割を果たします。
このプラットフォームを活用することで、地域の魅力を最大限に引き出し、観光客や旅人に新しい体験を提供することもできます。例えば、農家民宿での農業体験や、地域産品の販売など、訪れた人と地域とのつながりを深める取り組みが期待されます。
自動運転技術が実用化されることで、地域の交通問題を解決するだけでなく、新しいビジネスモデルの構築にもつながります。Mopiソリューションは、これまでの実証実験を通じて得た知見を活かし、より現実的な自動運転システムの開発に取り組んでいるそうです。
Googleが実現している自動運転は、片道3車線で路駐もすくないですが、日本の地方では片道1車線が当たり前で、路駐も多く、日本では米国とは違う技術が必要です。Mopiソリューションは独自のセンサー技術を活用し、日本の道路事情に適した自動運転システムを開発しています。このアプローチは、現実的であり、私たちの地域にも導入できる可能性が高いと考えています。
自動運転技術は、まだまだ課題が多いですが、その可能性は大です。特に、地域の交通問題を解決し、観光業を活性化させる手段として期待されています。Mopiソリューションが目指す「遠隔監視+レベル3」の自動運転技術は、日本の道路事情に適した現実的な解決策であり、今後の発展が楽しみですね。
それでは、またお会いしましょう。